【武豊町立緑丘小】1年生に収穫祭のおすそ分け
- 公開日
- 2015/10/30
- 更新日
- 2015/10/30
ちょっといい話
緑丘小学校では、毎年5年生と2年生が、地域の方にお世話をしていただきながらサツマイモを育てています。2年生にとっては、サツマイモの苗を見ることさえ初めてという児童も多く、一つ一つ地域の方が教えてくださることを真剣に聞きながら作業を進めていきました。自分のおじいちゃんや近所のおばさんたちが、こんなにいろいろなことを知っている「畑の達人」だということを知り、尊敬のまなざしを向ける2年生の子どもたちでした。
そして、秋にはたくさんのサツマイモを収穫し、待ちに待ったおいもパーティーの開催です。2年生は、おいもを茹でてつぶして、茶きんしぼりを作りました。おいもを茹でるところはお母さんたちに手伝ってもらいました。たくさんの人に力を貸してもらっておいしい茶きんしぼりができあがりました。そこで今度は、そのおいしさを1年生におすそ分けし、ちょっぴり2年生らしさをアピールすることに・・。2年生全員が自分の分と1年生の分をこしらえて、1年生にプレゼントすることにしました、メッセージカードを添えて。1年生の教室へは代表の児童が緊張しながら各クラスへ運んで行きました。はたして1年生は喜んで食べてくれるかしらと心配していた子どもたちでしたが、次の日には早々と1年生からお礼のメッセージカードが届き、ほっとしたり、歓声をあげたり、賑やかな声が教室に響きました。
この収穫祭で、子どもたちは地域の方やお母さんたちにたくさんお世話になり、感謝の気持ちをもつということを学びました。そして、1年生からは感謝され、幸せな気持ちを味わいました。いろいろな人とつながり、豊かな人間関係のなかで豊かな心を育んでいってほしいと願い、この活動を続けていきたいと考えています。