モラルBOX日記

【蒲郡市立形原中】一日人権擁護委員会を生かした取り組み

公開日
2015/12/08
更新日
2015/12/08

ちょっといい話

 11月19日(木)に一日人権擁護委員会が行われました。「ニックネームについて」と「いじめについて」の2つのテーマについて全校で話し合いました。 
 ニックネームについては、「ニックネームの良い点、悪い点」「ニックネームを使う時、今後どのようなことに気をつけていきたいか」について話し合いました。ニックネームは、気軽に話しやすくなるなどの利点があるが、他人を傷つける可能性があるので、嫌な思いをしていないか、相手に聞いてから使うようにしたい、などの意見が出ました。
 いじめについては、「いじめについてあなたはどう思うか」「いじめがなく、みんなが安心して通える形中にするためにはどうすれば良いか」について話し合いました。子どもたちはたくさんの意見を出し、いじめの与える影響について考えていました。いじめをなくすための方法の一つに「他人の良い所を見つける」という意見が出され、それに付け加えて「友達の長所や良い行動を見つけ、紙に書いて渡す」という意見が出されました。
 その後、人権集会で出た意見を実践してみようということになり、クラスの友達の良い所を書いて渡す活動を行いました。クラスの全員から長所や励ましの言葉をもらうと、生徒から笑顔があふれました。「みんなの長所が見つけられて、すごく良い時間でした。」「これをやることで少し絆が深まったのではないかと思いました。」「自分では分からない、良い所を教えてもらった。とてもうれしい気分です。」「またこんなことをやりたい。」などの感想がありました。人間関係に悩み、いつも暗い顔をしていた生徒は「みんなが書いてくれた言葉に感動しました。」と感想を書き、学校が楽しくないと答え、登校をしぶっていたこともある生徒は「すごくうれしいし、とても感動する。みんな優しい。宝物が増えた。」と書きました。人の良い所を見つけることの大切さを感じた時間でした。