【東海市立船島小】大縄チャレンジ
- 公開日
- 2016/02/25
- 更新日
- 2016/02/25
ちょっといい話
本校では,1月22日に「大縄チャレンジ」が行われました。3分間で8の字跳びが何回できるかを1年生から6年生までの各クラスが必死になって挑戦しました。6年生にとっては小学校生活最後の「大縄チャレンジ」であったためか,どのクラスもかなり気合が入っていました。その結果,6年生の全クラスが200回という目標を達成することができました。しかし,その裏ではこんな出来事がありました。
6年生のあるクラスに大縄が苦手な女子児童A子がいた。A子は大縄を怖がり,前の人が跳んだ後にすぐ跳ぶことができないため,みんなに迷惑をかけていると感じていた。そのため,休み時間の練習には消極的で教室にいることが多かった。「大縄チャレンジ」当日の朝,練習に参加せず教室にいたA子に,練習から戻ってきたB子がさわやかな笑顔で声を掛けた。「今日の本番は勇気を出して一緒に頑張ろうね。」A子は,はっとした。「練習に参加しなかった私を責めるのではなく,応援してくれている。みんなのためにも頑張らなくては。」そして迎えた本番。A子は縄を怖がることなく跳べた。前の人が跳んだ後にすぐ跳ぶことができるようにもなっていた。結果は235回。練習のときに170回までしか跳べなかったことがうそのようであった。
「大縄チャレンジ」によって起きた小さな奇跡。行事のたびに成長する子どもの姿は本当に輝かしいものですね。