【豊田市立稲武中】ふるさとふれあいウォーキングボランティア
- 公開日
- 2016/06/03
- 更新日
- 2016/06/03
ちょっといい話
本校の所在する稲武地区は豊田市の北東部に位置し、岐阜県・長野県との県境に近く、名古屋からは車で2時間ほどの距離にあります。名古屋と飯田を結ぶ飯田街道(中馬海道)沿いに開けたところで、武節地区にはかつて宿場が設けられ、今も往時の面影を残しています。休日になると多くの観光客が本校の近くにある道の駅を訪れ、稲武の四季を楽しんでいただいています。
長い冬が終わり、新緑が美しく芽吹く頃に、「ふるさとふれあいウォーキング、『歩かまい稲武』」という、毎年多くの方が稲武に来ていただいているイベントがあります。今年は5月15日(日)に行われ、名古屋市や中津川市などから、約1500人の方が参加し、稲武の春を満喫していただきました。このイベントには地域の方と本校の生徒がボランティアとして毎年参加します。休日のボランティアにもかかわらず、全校生徒51名のうち、約3/4の39名もの生徒が参加し、ウォーキングコースの沿道や観光ポイントであいさつや道案内、お茶を配るなどのおもてなしを参加者にしていました。ウォーキングに参加された方からは「中学生の明るいあいさつや笑顔で、元気をもらいました」と、うれしい言葉を頂きました。参加した生徒からは「たくさんの方に稲武を知ってもらうことができたし、『ありがとう、がんばってね』と言ってもらえてうれしかった」という声を聞きました。
稲武中学校ではこの他にも、9月に地域の長寿者との交流や10月に地域のお祭りへの参加、11月に道の駅での合唱発表など、地域の中で生徒が活躍させていただける機会が多くあります。こうした活動を通して、生徒たちにふるさと稲武を愛する心が育まれてきています。