本校は、異学年交流を図り、よりよい人間関係づくりをするために「にこにこ活動」に取り組んでいます。これは、異学年チームが大集合して行う「にこにこ集会」や異学年チームでお店を出し合って楽しむ「にこにこまつり」、異学年チームで給食を楽しむ「バイキング給食」などの総称です。

　更に今年度は、月に一度、１５分程度、異学年チームで遊ぶ「にこにこ遊び」が加わりました。高学年の児童は、低学年でも捕れるようにボールを優しく投げたり、トランプのやり方を低学年に丁寧に教えたりする姿が見られます。また、低学年の児童も高学年の指示に従い、仲良く感謝して遊ぶ姿が見られます。

　この異学年交流活動を通して、高学年の児童は、みんなが喜ぶ遊びを考えたり、低学年に優しく声をかけたりするなど、学校のリーダーとして成長しています。更によい集団を目指すために、遊びの終了後に振り返りを行って、改善に向けて意欲的に話し合っています。低学年の児童も優しい高学年を慕うようになってきています。同学年や同学級だけでなく、他学年の児童と関わり合うことで、互いの良さを認め合う関係ができてきました。

　今後も、「にこにこ活動」によって大塚小学校の絆（きずな）を更に深めていきたい