モラルBOX日記

【西尾市立福地北部小】群読集会

公開日
2016/09/06
更新日
2016/09/06

ちょっといい話

 本校では、本年度より群読集会を始めました。学年ごとにそれぞれの群読を発表し、その後、全校でゲームを行う集会です。司会は児童会が中心となって進行します。毎回発表するのは、1ブロックの学年のみで、詩や教科書の文章など学年で決めた内容の群読を行います。群読に慣れ親しみ、楽しむこと、子どもたちが中心となって行うことを大切にする活動です。

 写真は7月の群読集会で、4年生が発表しているところです。6月に高学年の発表を聞いた子どもたちは、体を弓なりにそらせ、力いっぱい大きな声で発表する姿に驚き、「自分たちの学年もやるぞ」と、意欲を高めてきました。同じ学校の他学年のがんばっている姿を見ることは、「あんなふうに私もやれたらいいな」「自分たちもやればできるかも」という、実現可能なお手本としてのよい目標にもなります。発表後、マイクを持った児童会の役員が、聞き手と発表者のそれぞれに感想を求めて、会場をインタビューしてまわります。「○○くん、すごく上手だった!」「みんな、大きな声でがんばっていました。私たちの学年もがんばりたいです」他学年の児童がほめてくれた、そんな経験が自他を認める心として育まれていきます。

 群読発表が終わった後は、全校ゲームです。「福北小〇×クイズ」を行いました。児童会役員が考えてつくったクイズは全校の子どもたちに大うけでした。体育館アリーナを〇と×に半分に分け、答えに向かって移動する熱気から、楽しさが伝わってきました。全校ゲームは今後も毎回、内容を変えて続けていく予定です。子どもたち同士の触れ合いの場として、群読集会は月1回の楽しみな場として定着しつつあります。