【清須市立古城小】給食中の出来事 〜「気づき」「考え」「実行する」こと〜
- 公開日
- 2016/09/28
- 更新日
- 2016/09/28
ちょっといい話
5年生の教室でのある日の出来事です。給食の準備が終わり、全員が席に座り、「いただきます」をしようとしていたときです。ある男子がみそ汁をこぼしてしまいました。すると、何とクラス全員がほぼ一斉に立ち上がったのです。
「大丈夫?」と声をかける子。ぞうきんを取りにいく子。着替えのための服を取りにいく子。椅子の上にあって汚れてしまった防災頭巾を洗いにいく子。みそ汁をつぎ直しにいく子。
こぼしてしまった子のために、何ができるかを一瞬で考え、行動した子どもたち。もちろん、立ったものの、何も行動できない子もいました。しかし、全員が何かをしようと立ち上がったのです。思いやりにあふれる場面を見ることができ、本当に幸せな気持ちになりました。
本校は、日本赤十字社愛知県支部・愛知県青少年赤十字指導者協議会より委嘱を受け、平成26・27年度の2年間、研究を進めました。青少年赤十字の態度目標である「気づき」「考え」「実行する」ことができる子どもたちが着実に増えていることを実感する出来事でもありました。
何げない日常の中で、「気づき」「考え」「実行する」ことができた5年生の子どもたち。これからも、古城小学校の高学年として、様々な場面で活躍してほしいと思います。