モラルBOX日記

【一宮市立今伊勢中】 「群団応援合戦」を通して

公開日
2016/10/05
更新日
2016/10/05

ちょっといい話

 一宮市立今伊勢中学校の体育祭では、縦割りの群団応援合戦が行われます。3年生が中心となって、夏休みから振り付けや掛け声を考え、2学期の体育祭の練習で1、2年生に伝えます。3年生は、振り付けを教えるため、どう伝えたらよいのか苦戦したり、やる気がない仲間に腹を立てたりして、苦労が絶えませんでした。何度も繰り返し練習を重ねた結果、手拍子などがそろったときには、群団全体が湧き立ち、応援リーダーの喜びに満ちた表情が見られました。体育祭当日に向けて、朝の練習や昼放課などで3年生がこの体育祭にかける思いを後輩に語り、それを聞いた後輩の様子も少しずつ変わっていきました。
 当日の演技は、どの群団も審査員が頭を悩ますほどレベルが高いものとなりました。体育祭後の生徒の感想からは「応援を通して群団が一つになり、最高の体育祭になった」「声をからしてまで全力を出す群団長のために一生懸命頑張りたいと思った」「僕も群団長のようになりたい」など3年生の背中を見て成長した後輩の姿があり、本校に脈々と受け継がれる伝統の重みを実感できるものでした。今後は、合唱コンクールの群団交流会において、更にこの良き伝統は受け継がれていきます。

  • 2697791.jpg
  • 2697792.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10512020?tm=20240815153205

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10519368?tm=20240815153205