【東郷町立高嶺小】学校保健委員会「届けよう!みんなの心にあったカード」!
- 公開日
- 2017/01/05
- 更新日
- 2017/01/05
ちょっといい話
本校では、毎年、高学年児童も参加して行う第2回学校保健委員会で、児童の抱える心身の健康について取り上げ、子どもたちとともに考える機会をもっています。
今年度は、11月24日(木)に「届けよう!みんなの心にあったカード」をテーマに開催しました。児童保健委員会の提案発表による問題提起の後、グループワーク「あったカード」の実践を通して、心のつながりについて考えました。悩みを抱えている誰かに向けて「あったカード」に励ましのメッセージを記入して、それを1枚のシートに貼り付け、「ふわらぶの木」を完成させます。「ふわらぶ」は、高嶺小学校保健室のメッセ−ジキャラクターです。子どもたちは、自分の心に描いた誰かに向けて、温かい励ましの言葉を書きました。困っている誰かのために一生懸命考える姿が、とても印象的でした。学校医の先生から「心に悩みを抱えていることで起きる心身の不調」についての話を聞いた後、完成した「ふわラブの木」を各教室に掲示して、学級の仲間と温かい心を共有しました。
<児童の励ましメッセージ>
◆「けんかした君へ」
家に帰って反省してみて。そうしたらきっと君もあやまる心になるよ。次の日でもいいんだよ。明日あったらあやまれば、いいよ。だってぼくもこういうことあるから。みんなもあるから、なやまないでね。
◆「けんかしてなやんでいる君へ」
私もけんかしたことがあるから気持ちはわかるよ。でもこの気持ちは、その友達となかなおりしたいから、もやもやしているんじゃないの。遊びたいんじゃないの?そう考えると言葉が出てくるよね。「ごめんね」って言った方がいいよ。後悔するから。
◆「言葉の暴力にこまっている君へ」
ぼくも前、よく友達にいやなことを言われていやだったけど、勇気を出して「いわないで」と言ったら言われなくなったよ。君もがんばって。
◆「仲間はずれにされた君へ」
私も1年生のころにいじめられました。けれど、友達が助けてくれたので、私は強くなりたいと思い、仲間外れにされた子と一緒に遊んでいます。