愛知県道徳教育推進会議からの提言(6)
- 公開日
- 2017/03/22
- 更新日
- 2017/03/22
県教委・市町村教委の取組(利用しない)
リーフレットの説明の最終回は、「C(評価)」と「A(改善)」についてお話をさせていただきます。
リーフレットでは、扶桑町立扶桑北中学校の実践を紹介させていただきました。扶桑北中学校では、ポートフォリオ評価を中心として、生徒のよさを認め伸ばす評価に取り組むとともに、「道徳授業のバトンリレー」という体制で、学年を中心とした授業研究を進めています。
<道徳授業のバトンリレー>
・一つの教材を一学級ずつリレー方式で順に授業を行い、授業を行うごとに学年で検討を重ね、質の高い授業を目指します。
・模擬授業や検討会を行い、中心発問、板書、授業展開等について改善を加えます。
この方法は、一人の先生が、同じ教材で、複数クラスを授業する「ローテーション授業」同様に、授業の評価と改善が明確に行われ、先生方の授業力も向上します。ポイントは、以下の2点です。
<ポイント>
・教師同士で互いに授業を参観し合ったり、他の学級でも授業を行ったりして、チームとして授業力の向上に努める。
・児童生徒の評価を授業の改善に生かすとともに、児童生徒の理解を深め、よさを捉える。