モラルBOX日記

【南知多町立篠島小学校】地域に愛され、郷土を大切にする篠島の子供たち

公開日
2018/04/10
更新日
2018/04/10

ちょっといい話

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 知多半島の先端、師崎港から約4km離れたところにある離島が「篠島」です。篠島小学校の教室からは海が一望でき、大変美しい自然環境の中で子供たちは明るく元気にのびのびと過ごしています。篠島は人情味あふれている島で、篠島小学校は島民のみなさんから愛されているすばらしい学校です。また「子供は島の宝」と言われ、いつも島民のみなさんに見守られながら子供たちは育っています。そのため、子供たちも島を愛し、島を誇りに感じ、生まれ育った篠島を大切にしたいという強い気持ちを抱いています。
 篠島には、郷土愛を育む伝統的な行事がいくつかあり、まさに地域が一体となって子供たちを育てています。7月には大漁・安全祈願の「ぎおん・野島祭」が行われました。10月には、伊勢神宮とつながりのある「御幣鯛奉納祭」を行いました。伝統ある地域のお祭りには、子供たちの存在は欠かせません。これらのお祭りでは、よさこい踊り「篠島魂」を演舞し、島の祭りを盛り上げています。
 子供たちの島を思う気持ちは祭りだけではありません。「島をきれいにして、またウミガメが産卵しに来てほしい!そのためには砂浜をきれいにしておかないと!」という子供たちの思いから、篠島小学校には子供たちによる自主的な活動「ウミガメ隊」が毎年続いています。この活動は、毎週水曜日の登校時に、全校児童が浜のごみ拾いをしながら登校してきます。
 そして今年、自分たちの篠島に対する思いを大人たちに届けた「篠島サミット」を開催しました。いつも思っている篠島のこと。篠島のこんなところをよくしていきたい。将来の篠島のことを考えてみると…。などなど、子供たちの島の思いを大人に伝える場ができました。今年はまだ1回目。これを機会に、島民全体に篠島愛が広がっていくことと思っています。
 地域に愛され、島を愛する篠島の子供たちのちょっといい話でした。