【美浜町立奥田小学校】保育所での読み聞かせボランティア活動
- 公開日
- 2018/04/11
- 更新日
- 2018/04/11
ちょっといい話
本校では毎年、隣に隣接する保育所へ読み聞かせのボランティア活動を行っています。総務委員会が中心になって、読み聞かせボランティアを募集し、平成29年度は12月5日に、大放課を利用して行いました。
〈ねらい〉
○ 保育所の子供たちに、本を好きになってもらう。
○ 保育所の子供たちと交流し、異年齢の子ども達となかよくなる。
○ 幼い子供たちに対する、思いやりの心を育てる。
〈取組〉
○ 総務委員会が4〜6年生へ、ボランティアの募集を伝える。(1グループ3人まで)
○ 読み聞かせの本は、1グループで1〜2冊ずつ準備する。学校の図書館または家から持ってきた本を読み聞かせる。
○ 保育所の年少クラス・年中クラス・年長クラスで,読み聞かせを行う。参加希望者 に、あらかじめ希望を聞いて総務委員会で割り振りをする。
○ 保育所へ、各クラス5グループ、1グループ4〜5人にグループ分けを依頼し、時間の許す限り、ローテーションして読み聞かせを行う。
保育所への読み聞かせボランティアは、6〜7年前から行われているが、毎回30人前後の参加があり、4〜6年生の半数近くが参加している。特に6年生が多く参加している。ボランティアの子供たちは、保育所の子供たちの喜びそうな楽しい絵の描かれているものや、幼児向けの分かりやすい内容の本を選んでいる。事前に練習を重ねて参加している子が多い。保育所の子供たちは、読み聞かせの小学生の中に、自分の兄姉や友達の兄姉など、顔見知りが多いため、緊張する様子もあまりなく、どの子もとても楽しく読み聞かせに参加している様子だった。
小学校と保育所が隣あわせという立地のために、第2限と第3限の間の25分間の放課を利用して、交流ができている。秋には、この時間を利用して、保育所の運動会に1年生が参加し、年長児と綱引きを行っている。また、小学校の運動会に、保育所の園児が音遊種目で参加するなど、保育所と小学校との異年齢の交流が続いている。