【大府市立吉田小学校】 高齢者の方々との楽しい交流会
- 公開日
- 2018/09/04
- 更新日
- 2018/09/04
ちょっといい話
本校では、4年の総合学習「福祉について考えよう」の単元の中に、「あい愛おおぶに行こう」という活動があります。子供たちが、学校のとなりにあるデイサービスセンター「あい愛おおぶ」に行って高齢者と交流することによって、高齢で体が不自由な人々に対して自分たちにできることを考えたり、人生の先輩である高齢者へ尊敬の気持ちや思いやりの気持ちをもつことができるようになったりすることが目的です。
6月末に行われた交流会では、まず、子供たちが自分たちの得意なこと、例えば、ダンス、紙芝居、クイズ、けん玉の技、マジックなどをグループごとに披露したり、色紙で作ったメダルをプレゼントしたりしました。最後には、クラス全員で「ふるさと」「エーデルワイス」の曲をリコーダーで演奏したり、「上を向いて歩こう」を合唱したりしました。グループごとの発表のときは、笑顔とあたたかいまなざしで見守り、最後の全員合唱のときには、子供たちと一緒に口ずさみ、感動して涙ぐんでいた方もいらっしゃいました。一方、高齢者の方からは手作りのキーホルダーとせっけんをプレゼントしていただき、子供たちも大変喜んでいました。
活動後の子供たちの感想には、「お年寄りの人たちが私たちをとてもやさしい笑顔で見てくれて、ステキな人たちでした」「不安だったけれど、あたたかい拍手がうれしかった。終わったら心が穏やかになった。また行きたい」「笑顔を見ただけで元気になった。みなさんが大好きになり、最高の場所だと思った」「メダルのプレゼントを渡したとき、お年寄りの方が泣いて喜んでくれて、嬉しかった」など充実感にあふれたものが多くありました。
今後は、福祉実践教室を通して、体の不自由な方に対しても自分たちに何ができるかを考えていく予定です。