【豊川市立御津中学校】考えを伝え合う「全校対話・学年対話」
- 公開日
- 2018/09/04
- 更新日
- 2018/09/04
ちょっといい話
本校は、生徒数381名と大きな学校ではありませんが、地域と学校の結びつきが強く、生徒も異学年同士のかかわりが強い学校です。各学期に1回、共通のテーマに対してよりよい結論を導き出す話合い活動である、「全校対話」「学年対話」を行っています。
生徒会主催の「全校対話」では、異学年30〜40人で構成する12グループで対話をし、他学年との交流を図っています。グループ内で考えを伝え合い、その後グループの代表者による代表対話を行うことで、個人の意見が全体の場に伝えられ、考えが生かされるようにしています。
今年度の第1回「全校対話」は、豊川市青年会議所の方々の協賛のもと、「御津中学校みらいくプロジェクト2018」として「御津中学校を安心して過ごせる学校にするために」というテーマで対話をしました。学習や行事、部活動や人間関係など、話し合いたい内容ごとにグループ分けをし、問題点や解決策を話し合いました。「みらいくプロジェクト」は昨年度からの取組ですが、対話運営委員に立候補した生徒たちの司会によって、不慣れな1年生も積極的に意見を出し合い、異学年とかかわりあう姿が見られました。
2学期以降は、各学年の級長を中心に企画・運営をする「学年対話」として、人権について話し合ったり、学年で道徳の授業を行ったりするということにも取り組む予定です。対話する場面を多く設定することによって、御津中生は自分の考えに自信をもち、誰にでも自分の思いを伝えられるという安心感をもてるようになってきたと感じています。
本校の伝統になりつつある「全校対話」と「学年対話」。これからも続けていくことで、多くの生徒が自分の考えをもち、しっかりと伝えられるようになっていってほしいと思います。