モラルBOX日記

【豊田市立五ケ丘東小学校】思いやりの気持ちを育てる縦割り活動

公開日
2019/03/30
更新日
2019/03/30

ちょっといい話

 本校では、小規模校のよさを生かした縦割り活動の充実を図っています。交流を深めるために月1回、給食後から30分間を、縦割り班で一緒に遊ぶ「縦割り遊び」の時間として設けています。6年生が場所の分担をし、各班で相談して決めた遊びを行っています。この時間を有効に活動しようと、班長は事前に道具をそろえたり、運動場に線を引いたりして準備をしています。上級生は、体の大きさや経験の違いを配慮し、下級生に合わせた遊び方を考えています。また、ルールや遊び方が分からない班員には、上級生が説明し、全員が楽しめるように配慮しています。活動後は、5分間の振り返りの時間をとり、活動内容や方法について反省し、次の「縦割り遊び」のめあてを話し合っています。この「縦割り遊び」の時間は、お互いを思いやりながら、交流を深める場になっています。
 給食後の清掃も、縦割り班で行っています。児童数の減少で校内施設規模に比べ、各班に分担された清掃場所がとても広いので、12の班を更に小グループに分けて行っています。班長と担当教師が、清掃分担や清掃の手順について話し合って決め、分担の際には、低学年は上級生と組むようにして、清掃の仕方を学べるように配慮しています。班長が中心になって指示を出し、清掃を進めていますが、人数が少なく、毎日全ての場所を清掃するのは難しいので、清掃の仕方にも工夫をしています。高学年は、リーダーとしての考え方や責任を果たすことの大切さを学び、下級生は協力の仕方や他学年とのかかわり方を学んでいます。

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