【豊橋市立高豊中学校】「海岸クリーン活動」私たちの海岸を守ろう!
- 公開日
- 2018/12/10
- 更新日
- 2018/12/10
ちょっといい話
本校では、学校行事の一つに「海岸クリーン活動」があります。アカウミガメが産卵に訪れる豊橋市の表浜海岸は、後世に伝えていくべき自然環境です。校区にある表浜海岸をきれいにしたいという生徒の訴えから、昭和61年度に生徒会活動として始まりました。その精神が引き継がれ、高豊中学校の伝統の一つとなっており、今年で32年目を迎えました。
今年度は、11月に「海岸クリーン活動」を行いました。海岸に落ちているビニールごみやペットボトルは、アカウミガメが誤食する恐れや、産まれたばかりのアカウミガメが絡まって死んでしまう危険性があります。今年も、全校生徒でたくさんのごみを拾いました。また、PTAや地域の方々には、ごみの回収や運搬でもご協力いただきました。今年は土曜日の開催ということで、多くの方が一緒にごみ拾いを行ってくださいました。
この活動を通して、地域の方に支えられていることや身近にある自然の大切さを実感した生徒が多かったです。また、袋いっぱいに集めたごみを見て、生徒も海岸をきれいにできたという喜びを感じていたように思います。このような自然を守る活動を通して、校区に豊かな自然があることを実感し、地域を愛する気持ちをこれからももっていってほしいです。
【生徒の感想】
・表浜海岸には、思っていた以上に多くのプラスチックごみが落ちていて、びっくりしました。表浜海岸は、貴重な海岸だと聞きました。ごみがたくさん落ちているのは悲しいことなので、これからも自分にできることをしていきたいです。
・思ったより多くのごみが落ちていたので、人手が必要な理由が改めて分かりました。プラスチックごみは小さくて量が多いため、探すのが大変でした。あたりまえにある自然の大切さに改めて気づきました。みんなで自然を守っていくことはすてきなことだと思います。