モラルBOX日記

【弥富市教育委員会】道徳教育推進に向けての取組

公開日
2019/09/03
更新日
2019/09/03

県教委・市町村教委の取組(利用しない)

 弥富市では、道徳教育の推進に向けて、主に二つの事業を進めている。
 1つ目は、「弥富市教師力向上研修」事業である。その中で「特別の教科 道徳」の授業力向上研修を盛り込んでいる。弥富市内11小中学校(小学校8校、中学校3校)全てで、各校2回ずつ、名城大学教職センター特別講師を招いて、校内現職教育の中で特に少経験者の研究授業を参観していただく。その後、指導助言をしていただく。各校は、本研修を終えるたびに、市教委へ研修報告書を提出することになっているが、そのすべての報告書の中で「道徳の授業づくりの方法が見えてきた」「主発問の設定の仕方がよく分かった」といった感想が聞かれている。今後も、弥富市全体の授業力向上のために継続していく予定である。
 2つ目は、弥富市教育委員会主催の「広島研修」である。本事業は、「弥富市立中学校の平和教育の推進について」の目的及び方針を踏まえ、平成23年度より継続的に実施されている事業である。被爆地である広島へ中学2年生の全生徒を派遣し、実際に見たり聞いたりする体験を通して、戦争の悲惨さや怖さを理解させる。命の尊さを理解すると同時に、人間尊重の精神を日常生活に生かし、自他を大切にしようとする態度を育てていく。
 今後も、これらの事業を継続的に実施し、市内全体の道徳教育を更に推進していく予定である。