【犬山市教育委員会】道徳教育充実に向けた講師派遣事業
- 公開日
- 2020/02/27
- 更新日
- 2020/02/27
県教委・市町村教委の取組(利用しない)
犬山市では、14の小中学校で地域と関わりの深い講師を招いて道徳教育の充実に向けた取組を行っています。2019年度は、「人権教室」「人権講演会」「平和学習」「からくり体験」の四つの事業を行いました。
「人権教室」は、市の人権擁委員が講師となり、みんなが仲よく暮らしていくために必要なことなどを話していただいたり、人権カルタをしたりと楽しみながら人権について理解を深めることができました。
「人権講演会」は、もみじ寺で有名な犬山寂光院の松平實胤山主を講師としてお招きしました。「大切な命 大切な心」という演題で、子供たちの心に響く講演を行っていただきました。
「平和学習」は、犬山市内在住の時々輪齊子さんによる戦争体験の講演会です。戦時中や戦後の貧しい生活の大変さ、戦争の悲惨さなどを聞き、生きていることへの感謝、毎日を一生懸命生きることの大切さについて深く考えさせられる機会となりました。
「からくり体験」は、からくり人形師の九代玉屋庄兵衛さんと犬山祭保存会の方を講師に招き、からくり人形を操る体験もしました。歴史と伝統、そして技術の高さを感じ、郷土への愛着を深めることができました。
地元の生きた教材は、子供たちにとって貴重な学びとなっています。本物に触れ、五感で感じることが豊かな心を育むことにつながります。今後も、犬山市の子供たちの健やかな成長を願いながら、これらの取組を継続していきたいと思います。