【美浜町立布土小学校】1年生「かぼちゃのつる」の実践
- 公開日
- 2020/02/27
- 更新日
- 2020/02/27
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
本授業では、自己を見つめ、考えを深める指導の工夫として、導入でかぼちゃについてクイズを出し、かぼちゃの生長に興味をもたせた。また、黒板に紙テープで作ったつるを伸ばして貼っていき、かぼちゃの気持ちに共感しやすくさせた。
1年生は、自分の思いを文に表すのが困難な児童も多い。そこで、ワークシートの吹き出しに、かぼちゃの気持ちを書かせるようにした。また、トラックにひかれてつるが切れたかぼちゃの気持ちを、泣き顔のお面をかぶって発表させた。
「うえーん。こんなことになるなら、みんなの注意を聞けばよかった」
「わがままを言ったばちが当たった。こんなに伸ばさなきゃよかった」
など、かぼちゃの立場に立って考えることができた。
実践の成果としては、黒板の掲示やワークシートの吹き出しにより、かぼちゃの気持ちに共感させることができた。また、まだ文を書くことに慣れていない児童にとって、お面をかぶって発表することは、かぼちゃが自分の行いを後悔する気持ちを発表する上で効果があった。