モラルBOX日記

【高浜市教育委員会】情報モラル教育の充実を目指して

公開日
2020/10/02
更新日
2020/10/02

県教委・市町村教委の取組(利用しない)

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 高浜市では、学校、家庭、地域が「子どもの学びや育ちをつなげる」取組の一つとして、小学校1年から6年までの6年間を見通した「高浜版プログラミング教育」を行っています。各学年で5時間の計画を立て、そのうち1時間を情報モラル教育に充てています。具体的な内容は、「他者への影響を考え、人権、知的財産権など自他の権利を尊重し、情報社会での行動に責任をもつこと」や、「危険回避など情報を正しく安全に利用できること」などです。各学年の発達段階に合わせてカリキュラムを策定し、授業の進め方と参考資料をまとめたものを作成して、各校に配付しています。また、毎時間プログラミング教育支援員を派遣し、教員が授業をスムーズに行うことができるよう支援をしています。プログラミング教育支援員による実践的な助言が、情報モラル教育の向上につながっています。
 小学校6年生では、「パスワードについて考えよう」というテーマでIDとパスワードをはじめ、インターネット上で自身や他者の情報を守るときに必要となる情報セキュリティの問題について考えます。学習後には、「パスワードを定期的に変えようと思う」「友達のパスワードを見てしまっても悪用はしない」など学習課題を自分事として捉え、自分にできることを解決していこうとする気持ちを高めることができています。
 今後も、情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度を身に付けるため、情報モラル教育の充実を目指していきます。