モラルBOX日記

【春日井市立松山小】この指とまれ

公開日
2012/07/30
更新日
2012/07/30

ちょっといい話

 松山小学校には、「この指とまれ」というボランティア委員会が全校に参加を呼びかけている取組があります。今年は、さつまいも畑の草取りです。本校では、広い畑に一人2株ずつさつまいもの苗を植えて、秋の収穫に向けてみんなで育てています。梅雨の頃、雑草はいもの苗よりも力強く成長し始めます。そのままでは、いもの成長に影響が出ます。
 ボランティア委員会の児童は、朝会で趣旨説明をし、全校に参加を呼びかけました。「おいしいさつまいもがたくさんできるように、進んで畑をきれいにしよう。」「自分のためだけではなく、みんなのために進んで働こう。」
 3年生以上の児童が、5日間にわたって、毎日50人以上参加しました。今年は、雨が少なくて、畑の土が石のように固まっていました。道具を使って土を軟らかくする人、雑草をぬく人、ぬいた草を集める人、手分けして作業を進めました。1,2年生の畑は、特にきれいにしました。強い日差しの中での作業、どの子もすぐに汗が出てきました。
 この取組の後、梅雨らしい雨の日がやってきました。雑草がなくなりすっきりした畑で、さつまいもは気持ちよさそうに葉を広げています。また、保護者の方にも何回か、畑で作業をして頂きました。さつまいも畑にはたくさんの人の手が入り、願いがこもっています。きっと秋には、おいしいさつまいもがたくさん収穫できると思います。