モラルBOX日記

【田原市立中山小】なかトーク

公開日
2013/09/06
更新日
2013/09/06

ちょっといい話

 中山小学校では、自分の考えを発表する力の育成、話し合う力を育てることを目標に、毎週木曜日の朝、15分間、「なかトーク」という活動を行っています。
 「なかトーク」では、話題提供者の子の発表について、他の子たちが、自分の意見を言ったり、みんなで話し合ったり、みんなで話題をつなげて話し合えるようにしています。1学期には、「最高の運動会にするには?」(6年生)「ドッジボール大会の作戦」(4年生)など、学校行事についての話題や、「私のお気に入りの物(クイズトーク)」(2年生)など、学校やクラスが良くなるように、真剣に話し合ったり、クイズ形式で楽しく話をしたりしました。
 入学して間もない1年生では、教師が中心に話題を提供するのですが、話すことに慣れていなかったり、恥ずかしがってしまったりと、スムーズに活動が進まないことも度々ありました。しかし、1学期の最後に、「1学期の思い出」を発表し合った時には、多くの子が発表したり、友達の発表に付け足したりして、自分の意見を言ったりすることができました。この時には、普段発表が苦手な子を応援する姿も見られ、1年生なりに一生懸命活動を行うことができました。
 活動後の感想には、「みんなのことがたくさん聞けてよかった。」「みんながいっぱい言えてよかった。」などがあげられました。「なかトーク」の活動を通して、子供たちは、話し合う力を養うだけでなく、友達と一緒に活動することの楽しさや、みんなで頑張れた満足感などを味わうことができました。
 これからも、温かい人間関係を築き、安心できる学級の中で、子供たちがのびのびと楽しく話し合い、友達同士の関係が深められるような「なかトーク」の活動にしていきたいです。