【常滑市立三和小】「ドングリを守れ」
- 公開日
- 2013/12/20
- 更新日
- 2013/12/20
ちょっといい話
三和小学校では、学校だよりに、毎号楽しいお話を、校長先生が書いてくれています。その一つを紹介します。
「ドングリを守れ」
ドングリといって思い出すのは、去年の三和っ子フェスティバル。ドングリを使っていろいろなものを作ったり、遊んだりしましたね。最近、そのドングリがねらわれているというのです。日本各地で「ナラ枯れ」という現象が起き、ドングリの木であるコナラやマテバシイが枯れて倒れていくのです。どんな被害を生む張本人(虫)、カシノナガキクイムシの生息調査のため、三和っ子ランドの雑木林が活用されることになりました。先日、日本福祉大学の先生と学生さんたちが三和小学校を訪れて、昆虫捕獲用トラップを3器取り付けました、週に1度回収を行い、調査を行うということです。こうした研究に三和小学校の自然環境がお手伝いできるのは、大変うれしいことです。これがきっかけとなって、各地に情報発信ができ、大きな発見につながるといいなあと夢が広がります。しかし、ドングリの木はなんとしても守らなければなりません。毎年の三和っ子フェスティバルを盛り上げる大切なものとして。
余談ですが、私が子どもだった頃、家の手伝いでみかん畑のカミキリムシを捕まえていました。捕ったカミキリムシを農協が五匹五円で買い取ってくれました。黒地に白い斑点のかっこいいカミキリムシも、農家にとってはただの害虫と言うことで、昔を思い出しました。
今年もたくさんのドングリが採れました。三和っ子フェスティバルがたのしみですね。ドングリでいっぱい遊びましょう。