【一宮市立丹陽小】心のバトン
- 公開日
- 2014/07/22
- 更新日
- 2014/07/22
ちょっといい話
職員室前にある植木鉢や水槽。このお世話を、毎朝欠かさず行ってくれている6年生女子児童がいます。初めは委員会活動かと思っていましたが、そうではありませんでした。実は2年前に卒業したこの子のお姉さんがずっとこの仕事を自主的に行っており、それを引き継いでくれていたのでした。
その話を知って、この児童に感謝の意を伝えると、その子はさらにビックリする話を教えてくれました。「この仕事は、姉が大好きだった先輩が行っていた。その先輩が卒業するときに、姉が仕事を託されたらしい。そして今度は姉が卒業するときに、『次はあなたの番ね』と私に言ってくれた。」と。
この丹陽小学校で、こんなにも心温まる伝統が育まれていたことに、とても感動しました。そして、伝統ということばの意味を、改めてかみしめました。
今日もこの子は、当たり前のように鉢に水をやり魚に餌をやっています。