【大府市立神田小】5年生の実践 「めざせ、神田小お米博士!」
- 公開日
- 2014/12/26
- 更新日
- 2014/12/26
ちょっといい話
神田小では、20年以上に渡って同じ地域の外部講師に依頼して、総合的な学習で「米作り」をしています。お米を作るのは、本当に大変な作業です。手間暇がとてもかかります。今年は、各グループごとにシャーレで種もみを栽培しました。その後、水切れをしないように注意しながら休日も水やりをしました。発芽までにだいたい一週間かかりました。そして、田植えの準備のために代かきをしました。今年は、新しく給食室ができるために今までの校内の田んぼが使えなくなってしまったので、外部講師の方が地域にお願いして田んぼを借りてくれました。代かきは、ほとんどの子が初めての体験でしたので、田んぼの中に入って土の感触を楽しんでいました。バケツにも土を入れて発芽した種もみを植えました。代かきの後は田植えです。子どもたちは、足を土に取られながらも楽しそうに田植えをしていました。以後、水やり当番を決めて夏休み中まで水やりをしました。お米作りは水をやれば良いというものではなく、稲の成長を見ながら水の量を調節したり、田んぼの水抜きをしたり、いろいろな作業をしなければいけません。そのほとんどの作業は、外部講師の方がときどき学校まで来て、稲の様子を見ながら行ってくれました。今年は、グループで協力して新たに「かかし」を作りました。グループごとに工夫を凝らし、ユニークなかかしを作ることができました。2学期は、稲刈りとはざかけをしました。外部講師の方に鎌の使い方や稲のかけ方を教えてもらいました。そして、脱穀と縄ないを体験しました。縄ないでリース作りもしました。3学期は、収穫した米を使って五平餅作りをします。ペア学級の3年生にも毎年お裾分けしているので、今年の3年生もきっと楽しみにしていると思います