モラルBOX日記

【稲沢市立大里東小】できるんピック(異学年交流)

公開日
2015/06/30
更新日
2015/06/30

ちょっといい話

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 稲沢市立大里東小学校では,異学年と遊ぶ活動を通して,異学年の児童との交流を深める「できるんピック」を毎年6月に行っています。低学年の児童は,高学年とふれ合う活動を通して,他の児童の良さに気付くとともに,高学年への尊敬の気持ちや感謝の気持ちを育むこと,高学年の児童は活動を楽しむだけではなく,リーダーとしての責任感や自覚をもち,低学年への思いやりの気持ちを育むことをねらいとしています。
 1年生と6年生,2年生と4年生,3年生と5年生がペアになり,教室,体育館,運動場と1日ごとに場所をかえ,給食後の休み時間に行いました。
 教室では『できるん♪クイズフェスティバル』(異学年で5〜6人のチームをつくり、互いに自己紹介をした後にチーム名を決める。その後、児童会が出すクイズに答える)、体育館では『大里東会社 めいし交かん会』(事前に各自で名刺を用意しておく。音楽が流れている間は自由に移動し、音楽が止まったときに出会った異学年の友だちとペアになり自己紹介をする),運動場では『とう走中in里東』(異学年でペアをつくり、その中でハンターになるペアを決める。とう走するペアは、運動場に散らばった玉入れの玉を集めたり、朝礼台のスイッチを押したりすれば勝ち)をしました。
振り返りの感想では,「6ねんせいのおねえさんが,たくさんはなしをきいてくれてうれしかった」(1年生),「4年生のお兄さんとクイズのこたえを考えた。むずかしかったけど,いっしょに考えるのが楽しかった」(2年生),「歩くのはやいねって言ったら,もっと早く歩けるよ言ってくれたから,最後までがんばって逃げた」(5年生)など,活動のねらいに合うものがたくさんありました。
 児童会の司会の児童が実況をして盛り上げたり,異学年で一緒に考える姿が見られたりするなど,「できるんピック」を心から楽しんでいる児童が多く見られました。来年度も続けていくとともに,「できるんピック」以外の場でも,異学年交流をする機会を通し,他の児童の良さに気付き,思いやりのある行動ができる児童を育てていきたいと思います。