【愛西市教育委員会】地域とつながり、自他の命を共に高め合う防災・安全教育の実践 ~「あかはなそえじ」を通した「考える安全教育」~
- 公開日
- 2026/10/23
- 更新日
- 2026/10/23
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
愛西市の南部に位置する市江小学校は、豊かな自然に恵まれる一方、海抜ゼロメートル地帯という水害や自然災害のリスクと隣り合わせの地域にあります。そこで本校では、学校理念「い・ち・え」の「い(命を大切にする)」を最重要事項に掲げ、教育課程全体で「自分の命を自分で守る児童の育成」に努めています。
特に、地域や下級生のリーダーとなる高学年においては、自他の命を尊重し、災害時に互いを助け合える協働的な態度の育成が不可欠です。このねらいのもと、9月28日に、6年2組で道徳科「あかはなそえじ(かけがえのない命)」の実践を行いました。
本時では、院内学級で教師をしながらホスピタルクラウンとしても活動する副島先生と病気と闘う子どもたちとの関わりを通して、「生を全うする大切さ」や「命の継続性」について考えさせました。授業では、単に知識として命の重さを学ぶだけでなく、「自分たちの身の回りにある危険」や「災害時に仲間とどう助け合うか」といった、本校の防災・安全教育の文脈へと結びつけて、考えさせました。
児童からは、「命は一つしかないから、命を守るために自分で考えて行動する」「地域の人と協力して声をかけ合う」「自分でもできることをする」といった意見が聞かれました。自他の命の「かけがえのなさ」を実感した上で、いかに仲間と共に高め合い、行動に移すかという「考える安全教育」の実践へと深化させることができました。
今後も、専門性の高い講師を招いたり、これまでの安全教育を見直し改善したりしながら、児童一人一人が「自他の命を守り抜く主体」として成長できるよう、教育活動を充実したいと思います。