【西尾市教育委員会】西尾市立荻原小学校・道徳部会の取組
- 公開日
- 2026/11/02
- 更新日
- 2026/11/02
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
豊かな心をもち、ともによりよく生きようとする子供を育てる道徳教育
~主体的・対話的な関わりを通して、自己の生き方を見つめる授業づくりを目ざして~
◎西尾市教育研究会・道徳部会の令和8年度の授業研究から 小学校3年「相手のことを理かいするために」(光村図書「たてわりはんそうじ」内容項目B−10相互理解、寛容)の授業を公開し、その後、協議会を開催した。協議会では、「本時の核となる教師支援は児童の思考を深め、ねらいに迫るために有効であったか」「2つの教材を用いて連続して道徳の授業を行ったことは、主題に迫るために有効であったか」という視点をもとに話し合った。
<協議会での主な意見>
・「夕里」の立場になって中心発問を考えた後、自分に置き換えて自分と向き合う時間をつくるとよい。自分の生活の中で相手を理解する上で本当に大切なことは何か、意識できているのかなど、自分自身に問うことで見つめ直す。
・切り返し発問で「夕里は(相手の言いたいことを)聞いてあげるということを知らなかったのか」と問うことで、自分の思いを優先させてしまう気持ちに目を向けることができた。もう少し時間をとって深く考えることで、自分本位の考え方になってしまう理由や低学年では言及しにくい「いつき」の思いなどに触れることができたのではないか。
・今回は、パッケージ型ユニットを組み、同じ内容項目の2つの教材に連続して取り組んだ。前時、1つ目の教材で、自分の気持ちを相手に伝えることの大切さを考えたことで、本時において「相手」を意識するような発言が多く出ていた。同じ内容項目の2つの教材を連続して用いて授業を行ったことにより、子どもたちの視点が相手にも向けられた。
<講師の指導を含めたまとめ>
・近年の道徳では「ねらいに迫ることができたか」ということよりも、「価値について考えを深めることができたか」という観点が重要視されている。そのため、中心発問のあとに自分事として考える時間を設け、価値について全体で一緒に考える時間をとることが大切である。
・パッケージ型ユニットには、子どもたちが主体的に課題を探求し、対話を通して思考を深めることができるというメリットがある。今回の指導計画では、①「学級活動」自校の縦割り班での活動、②「道徳」伝えることの大切さを学ぶ教材(教育出版「なんと言ってつたえる?」)、③「道徳」人の気持ちをわかるために大切なことを考える教材(本時)、④「学級活動」学校行事に向けた学級活動の4つで構成した。そうすることで、様々な人と上手に付き合っていくための考えや行動を、子どもたちが多面的に考えることができるようになった。