大口中学校では、毎年12月に中学１年生を対象に地域のライオンズクラブの皆様をお招きして、「薬物乱用防止教室」が行われています。薬物乱用について学ぶことを通して、誘惑に負けない心、善悪を判断する強い気持ち、危険なものから逃げることの重要さ、仲間を止める勇気について学びます。薬物を始めたきっかけ、薬物に侵されていく過程、薬物中毒になってしまった結果などとてもリアルな姿が描かれた動画を視聴します。その後、講師の方に講義をしていただき、一昔前、薬物は違う世界のものであったが、ネットの普及により今では誰でも手に入ることができるようになってしまったこと。だからこそ、薬物の恐ろしさについてそれを絶対に使用しないためにもより知識を深めることの大切さを知り、「青春に失敗はつきものだ。何度だってやり直せばいい。だけど、薬物の失敗は絶対にしてはいけない。」と教えていただきます。「薬物標本」を見せていただくなど、地域の方から専門的な知識を学び、心の成長につなげています。