モラルBOX日記

【大治町教育委員会】大治西小学校における「命の授業」実践

公開日
2025/12/15
更新日
2025/12/15

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)


























































 大治町立大治西小学校では、6年生と保護者を対象に、葬儀会社社長を講師に迎え、「命の授業」を行いました。限りある命を精いっぱい生きること、周囲の人々や家族に「ありがとう」と伝えること、一日一日を大切にすることについて、講師から実体験を交えた話を聞くことができました。



 講師は、多くの人々が故人に対して「もっと○○しておけばよかった」という後悔を口にするのを目の当たりにしてきたそうです。このような後悔を減らすために、子どもたちが命の尊さや死を意識し、今を大切に生きることの重要性を学ぶ機会を提供したいという考えから、小・中・高校生の児童生徒を対象に年間150本を超える講演活動を行っています。



 講演会の最後に、6年生が「いのちの歌」の合唱を披露しました。披露するにあたり、「ささやかすぎる日々の中にかけがえない喜びがある」「この命にありがとう」などの歌詞に、どのような思いを乗せて歌いたいかを子どもたちで話し合いながら練習を重ねてきました。参加した保護者からは、「感動的だった」との声がありました。



 命の授業後、子どもたちは、「ご先祖様たちがつないでくれた命をこれからも大切にして、生きていこうと思いました。」といった感想を残し、今を大切に生きることへの意識が高まった様子でした。