【大府市教育委員会】情報モラル教育の取組
- 公開日
- 2025/12/26
- 更新日
- 2025/12/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
大府市では、児童・生徒が情報モラルを自分事として捉えられるよう、デジタル・シティズンシップの視点に立って授業を実践しています。定期的に教育情報化指導員が市内全小中学校を巡回し、教員や児童・生徒と対話を重ねながら、TT(チーム・ティーチング)で授業を練り上げています。
今年度は、SNSの向こう側にいる4種類の人(①賛成する人、②批判する人、③噂を信じる人、④ウケ狙いの人)を想定し、同じ投稿であっても受け取り方は相手によって異なるという事例について話し合うことで理解を深めました。
生徒や参観者からは、「同じ写真でも人によって受け取り方が異なることに驚いた」という声が聞かれ、私たちは思い込みや勘違いをしやすい傾向がある、という結論に至りました。そのため、SNSの投稿に惑わされず、冷静に正しい情報を判断する必要性や、安易に投稿に賛同したり、不確かな情報を拡散したりすることで、当事者でなくても加害者になってしまう可能性があることに気づくことができました。
大府市では今後も、情報モラルを自分事として捉え、考えを深めていけるよう、児童・生徒との対話を大切にしながら授業実践に努めてまいります。