高浜市では、「生きる力を育む質の高い教育活動の実施」を基本目標に、小学校６年間を見通した高浜版プログラミング教育を行っています。各学年年間５時間計画のうち１時間を情報モラル教育に充てています。情報機器について、自他の権利を尊重しながら正しく有効に活用することなど、各学年の発達段階に合わせてカリキュラムを策定して、作成した学習指導案と参考資料をもとに全校で実践しています。令和元年度から始め、今年度で６年目になり、小学校での情報モラル教育が浸透してきています。

現在、定期的に開催している高浜版GIGAスクール構想推進委員会において、小学校１年生から中学校３年生の９年間を見越した情報モラル教育の見直しと情報共有を行っています。先日行った委員会では、情報の「保護」と「発信と利用」の観点から学習内容について話し合い、その実現に向けた手立てについて意見を交わしました。

今後も情報社会において守るべき規範や善悪の判断を適切に行う考え方と態度を養い、高浜市が目指す「自分・仲間・社会の幸せのために学び続ける子供」を育んでいきます。