【豊明市立沓掛小】情報モラル教育を通して「いじめ防止」に取り組む
- 公開日
- 2015/08/24
- 更新日
- 2015/08/24
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
平成25年9月に「いじめ防止対策推進法」が施行されました。この法律ではインターネットを通じて行われるいじめの防止にも取り組むことが定められています。本校も情報モラル教育を通して「いじめ防止」に取り組んでいます。パソコン室でパソコンを用いて調べ学習する時はもちろんのこと、身近になった「携帯電話・スマートフォン」への対応も大切になってきました。本校ではNTTドコモサービスによる『スマホ・ケタイ安全教室』を毎年実施しています。以下のようなテーマで勉強しています。
スマホを使うことはインターネットを使うこと。
落とし穴1 メールでは気持ちが伝わりにくい。
(例1)桃太郎は鬼退治に行こうと猿・キジ・犬にメールを送りました。
キジ :「もう着いたよ。」
桃太郎:「え〜?もう着いたの。なんできたの?」
キジ :「はりきって来たのに。ひどい!もう帰る。」
※ キジ君は何で怒っているのでしょう?
単なる勘違いから、仲間はずれ、いじめへと発展
落とし穴2 書いてあることが本当かどうか分からない。
(例2)赤ずきんちゃんはインターネットを通じて青ずきんちゃんと仲良くなりました。青ずきんちゃんは△△小学校の女の子だそうです。
赤ずきん:青ずきんちゃんからメールがきた。
青ずきん:「今度、会って遊ぼうよ。」
赤ずきん:「OK、○○公園ね」
・・・当日、実際の青ずきんちゃんを見てびっくり・・・
※ メールやSNSではなりすましている悪質な人も
落とし穴3 インターネットの情報はどんどん広がっていく。
(例3)鶴を助けた優しい男の子。助ける様子をスマホで撮ってみんなに見せました。犬君はワナにかかってバタバタしている様子を面白がって「シェア」しました。アップした写真はどんどん広がっていき、男の子は消そうとしたけどどうしようもならなくなってしまいました。
鶴は何で勝手にアップしたのかと、ぷんぷん。
※撮った本人は悪気はなくても、どんどん広がっていき最後には相手は傷つく