モラルBOX日記

【豊田市立加納小】縦割り活動

公開日
2015/09/18
更新日
2015/09/18

ちょっといい話

加納小学校では、異年齢集団の中で子どもたちの心を育てたいと、様々な縦割り班活動を行っています。
 4月に「出会いの会」を行いました。新しい縦割り班ごとに集まり、自己紹介やゲームを行いました。6年生は、初めての班長の仕事。みんなの様子を見ながら司会進行をしました。1年生は、用意してきた名刺カードを渡し、「お願いします。」とあいさつをしました。話をするうちに打ち解け、新しい仲間の顔と名前を覚えていきました。
 5月に「縦割り遠足」を行いました。1日、一緒に活動することで班の団結力を高めることがねらいです。今年は、東山動物園へ出かけました。暑い日になり、みんなの疲れた様子を見て休憩をとる班長、1年生に声をかける5年生、高学年の後をしっかりついて歩く1・2年生、などなど班の中で自分の役割を考えながら行動していました。迷子がでる班、チェックポイントが見つからない班があり、苦労する班もありましたが、1日楽しく園内を巡りました。
 清掃活動も縦割り班で行います。班で、話し合ってそれぞれに合った仕事を分担します。毎日の清掃を通して、班の友達について知り、自分は、今の学年としてどう仕事をしたらいいのかを考えます。
 月に1回、「縦割り遊び」の日があります。昼の長い休み時間を使って、班長が事前に計画した遊びをします。縦割りの小班4つ(30人)が集まって遊ぶので、ドッジボールや氷鬼など、普段の遊びではなかなかできない集団での遊びを楽しみます。
 12月には、縦割り班対抗で「大縄跳び大会」が実施される予定です。毎年、みんなで声を掛け合いながら練習し、大会を迎えます。今年も励まし合う声が運動場に響くことでしょう。
 これからも、毎日の交流の中で、思いやりの心、譲り合いの心を育んでいってくれることと思います。