【春日井市立東野小】自然の恵みで心を育む東野っ子!
- 公開日
- 2015/10/07
- 更新日
- 2015/10/07
ちょっといい話
実りの秋、運動会を終えた東野小学校の3年生に、喜びの時が訪れます。それは、茶色のイガに囲まれた栗の収穫と、その栗を使った栗きんとん作りがあるからです。実は、6月にも梅を収穫し、梅ジュースを作りました。こんな貴重な体験ができるのも、学校が「日本の都市公園100選」の1つである落合公園に隣接しており、その一角にある果樹園を利用させていただけるからです。子どもたちは、総合的な学習の時間を使って観察をしながら梅や栗の成長を見守ってきました。その実を収穫する時の喜びは格別です。また、自分たちで収穫した実を自分たちの手で加工しておいしい梅ジュースや栗きんとんをいただける。こんな幸せはありません。5年生では、地域の田んぼを利用して米作りを行います。田植えから手作りの案山子立て、稲刈りまでします。収穫した餅米を使った餅つきは、野外学習での恒例の行事になっています。こうした活動ができるのも、地元ボランティアの名城クラブの方々の支えがあるからです。果樹園・田んぼの日頃の管理はもちろん、田植えの技術指導・収穫の手伝い、餅つきのサポートまでしてくださいます。東野っ子は、こうした地域の恵まれた自然環境や地域の方々の温かい協力により、豊かな自然の恵みを得ることを通して、命あるものをいたわる心や友だちを思いやる心を育んでいます。