【美浜町立河和南部小】親子で学校をきれいに
- 公開日
- 2015/10/07
- 更新日
- 2015/10/07
ちょっといい話
本校は,のどかな農村地域にある全校児童100名足らずの小規模な学校です。校地は豊かな緑に囲まれ,自然あふれる環境は児童の健やかな成長に大きく寄与しています。児童は幼少期より地域内で育ってきた者がほとんどで,地域行事にも積極的に参加しています。地域や保護者の方々も協力的で,学校や地域が一丸となって行事に取り組んでいます。
本校では,多くの人々と児童がふれあっていくことで,より幅広い視野をもって物事に取り組んでいけるよう,地域の方々や保護者と学校の連携を図りながら,様々な行事を実施しています。
夏休み中の8月22日(土)に実施した「親子環境整備作業」では,児童と保護者が一緒に校地や周辺の環境整備に汗を流しました。(写真)
この活動では、除草作業など校地の整備をともに行うことで,児童の愛校心を養い,有意義なふれあいの機会となるようにしています。当日は「気温30度・曇り」という,じっとりと汗ばむような天候の下,朝早くから保護者の方々が草刈りや枝打ちを行い,児童は地区ごとに分かれて,細かな草むしりや除草後の草などを集めて運ぶ作業を行いました。児童数は少なくとも校地は十分に広く,普段の清掃時間などでこまめに除草を行っても,それを上回る速度で雑草はぐんぐん成長しています。児童は,友達や保護者・地域の方々と「すごくたくさんあるね」「何か他にできることはないかな」などと言葉を交わしながら,一生懸命に活動していました。作業後はPTAの方々が準備したジュースで喉を潤しました。児童からは「疲れたけど,学校がきれいになってよかった」保護者からは「子どもたちはみんな一生懸命にがんばっていた」などの声が聞かれました。
地域の方々や保護者と協力して行った行事としては,5月に地域の人材を活用した「やまもも学校・親子ふれあい講座」を実施しました。10月には「河和南部学区運動会」,11月には「学区ハイキング」,12月には「もちつき大会」を予定しています。これからも,地域に開かれた学校として,心を育てる教育に取り組んでいきたいと考えています。