モラルBOX日記

【豊田市立元城小】  「ステ木カード」「若鯱賞」を通して心を育てる

公開日
2015/11/04
更新日
2015/11/04

ちょっといい話

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 元城小学校では、「わたし」と「あなた」を感じる元城っ子の育成に努めています。そのなかで、思いやりの心をもち、助け合って、向上しようとする意欲を高めるために、ステ木カードを使って、「キラリと輝く人」「友だちのいいところ」「がんばっている姿」を紹介する活動を行っています。
 企画委員会が「ステ木カード」を各教室などに置いて、友だちのいいところを書き込めるようにしています。子どもたちは、ふだん何気なく見過ごしてしまうようなことにも気づいて、感謝や励まし、賞賛の言葉を書き込んでいます。「○○してくれて、ありがとう。」「○○をしていて、とってもすごいと思ったよ。」など、たくさんのメッセージがカードに書き込まれています。「ステ木カード」には、子どもたち同士だけではなく,教職員へ書かれたものもあります。教職員は頑張っている子に「若鯱賞」(善行賞)を出します。子どもたちは校長先生から直接、「若鯱賞」を受け取り賞賛の言葉を受けています。「若鯱賞」をもらった子が瞳をキラキラさせながら、嬉しそうに担任に報告している姿は微笑ましいものです。
 また本校では、縦割り班活動で異学年交流(縦割り掃除や縦割り遊び)を行っていることもあり、1年生から6年生の仲もとても良くなっています。例えば6年生の修学旅行や5年生のキャンプなどの際には、子どもたちから「先生、6(5)年生にお守りやメッセージを作って渡したい。」といった声が上がり、多くの学年から「行ってらっしゃい」や「お帰りなさい」のメッセージ、手作りの「お守り」や「てるてる坊主」が贈られていました。子ども同士の思いやりや心のつながりを感じる出来事だと思います。
 「ステ木カード」や「若鯱賞」が増えることで、今まで以上に‘やさしさと思いやりにあふれた学校’になっていってくれることを願っています。