モラルBOX日記

【岡崎市立竜海中】人権週間における標語作り、道徳の授業

公開日
2016/01/07
更新日
2016/01/07

ちょっといい話

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 本校では、27年12月4日から11日の人権週間に合わせて、標語作りや道徳の授業を通じて、全校を挙げて「人権とは何か。」を考える機会を設けました。標語作りでは「きみとぼく手をつなげば仲直り」「もうやめよう。その一言が救いの手」「僕たちが国と国との懸け橋に」「うざいよな。その一言で孤立する」「助けての声を聞いたら駆けつけて」など真面目に人権について考える標語が集まりました。特にいじめに関する標語が多く、生徒たちの関心の高さを感じました。また、道徳の授業では、各担任がそれぞれ資料を準備し、真面目に人権について向き合える工夫を凝らしました。その中で1年生のある学級では、「輝け!いのちの詩」(江口季好 小学館出典)の資料をもとに授業を行いました。授業後、いじめられていたことを勇気を出してお父さんに打ち明けた主人公に対し、生徒たちは手紙という形でエールを送りました。「いじめられて辛かったよね。殴られたり、蹴られたりして痛かったよね。私も嫌な気持ちになったことがあるよ。お父さんに全てを打ち明けた僕はすごいよ。だからいじめられても死のうとは思わないでください。」「よく頑張ったね。僕はすごいよ。お父さんに感謝をするんだよ。死ぬなんて思わず、きみよりきっと辛い思いをしている人がいる。そういう考え方をしてみて。大丈夫。きみならやれるよ。お父さんにとって大事な子供だ。命を大切にして。」「いじめられてもどんなに辛いことをされても死ぬのだけはやめた方がいいよ。いつか楽しいことや嬉しいことがあるはずだから。もし死にたくなったら、誰かに言うことが大事だと思うよ。僕も頑張る。お互いに頑張って生きよう。」「こんにちは。今はいじめに遭っていないかい。一年前はいじめに遭っていたと聞いたけど、よくお父さんに勇気を出してそのことを言えたじゃないか。これからも何かあったら相談するんだよ。」など見知らぬ主人公に対して心のこもったコメントばかりでした。この授業を通じて、命の大切さや周りの助けを求める勇気、人への思いやりなどを学んだようです。