モラルBOX日記

【みよし市立北部小】情報機器との上手なつき合い方

公開日
2016/01/27
更新日
2016/01/27

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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3年生では「情報機器との上手なつきあい方」の学習を行いました。 
事例1では、ゲームの好きなまさお君の生活について考え合いました。時々宿題が後回しになってしまったり、夜遅くまでゲームをしたりするまさお君の行動は、3年生の子どもたちにとって共感でき、自分と重ねて考えることができました。このような生活を続けた結果について、目が悪くなったり、寝不足になって翌日学校の勉強に集中できなくなったりすること、そのことで家の人に怒られたりゲームを片付けられたりして悲しい思いをすることになってしまうと、生活経験を踏まえ具体的に話し合うことができました。解決策として、宿題を先にやること、決められた時間を守るためにタイマーを使うこと等を確認しあうことができました。
事例2では「友達の名前と電話番号を教えてほしい」と言う電話を取り、困っているゆみさんについて考え合いました。もし教えてしまったらどのようなことが起きるかを想像した話し合いでは、友達の家に迷惑がかかってしまうかもしれないことに思い至り、このような場合、言わずにはっきりと断ることの大切さに気付くことができました。
 その後、携帯電話の安全な使い方について考えるDVDを視聴しました。3年生では、携帯電話を持っている子が3分の1程度いますが、キッズ携帯など家族以外の人との通信を規制されている子がほとんどです。コンピュータについても子ども部屋など家族から見えない場所で勝手に使用しているということはほとんどなく、たいていリビングなどで家族の許可のもとに使用している実態があります。携帯電話やコンピュータ等を使い始めたばかりのこの時期の子どもたちに意図的・計画的に情報モラル学習を行うことが大切であると改めて感じました。授業後子どもたちは「ゲームは楽しいから、ついついやりすぎてしまうけど、約束を守ってやらないと、自分が困ることになるから気をつけたい」「携帯電話は便利だけど上手に使わないと危ない」等の感想をもつことができました。