モラルBOX日記

【知立市立知立南中】情報モラル授業

公開日
2016/02/24
更新日
2016/02/24

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 現在、小中学生の半数以上が自分専用の携帯電話やスマートフォン、携帯ゲーム機などの情報端末機器を持っています。友人間のトラブルや、勉強時間や睡眠時間が削られてしまうことも問題となっています。そこで、知立市内の3中学校では、昨年度、生徒の意見をまとめて、「ケータイ・スマホ安全行動宣言」を作成しました。その内容は、1・・・使用時間やお金などは、保護者と相談して決める。2・・・ネット上で本人の承諾なしに写真や個人情報を使わない。3・・・現実のお付き合い、大切に。4・・・悪口を書かない、言わない、広めない、の四つです。
 本年度は、市内の小中学校5・6年生と全中学生、その保護者を対象にして「情報端末機アンケート」を行いました。その結果を集計したものを授業内で配付し、生徒とともに読みながら、「ケータイ・スマホ安全行動宣言」への意識を高め、ケータイ・スマホとの関わり方について考え、意見を出し合う授業を行いました。生徒たちからは、「自分たちで作ったケータイ・スマホ安全宣言だから、安全行動宣言を見直して少しずつ守れることを増やしていきたい。」「画面上での文字だけの付き合いだけじゃなくて、顔を見てコミュニケーションを取り合うことも大切にしようと思う。」といった積極的な意見交流がありました。