牛川小学校では，５年生が米作りをしています。５月のもみまきから始まり,６月の田植，夏の草取りと水まき，１０月の稲刈り，１１月の脱穀までの活動が，毎年展開されます。機械は使わず,昔ながらの農法での作業です。地域の農業ボランティアの方の御指導の下，泥だらけになったり，汗をたくさんかいたりして，みんなで頑張りました。
　そのおかげで，今年も無事１３５キロの「牛川米」が収穫されました。今年は，天候に恵まれて大豊作でした。しかも，いつもお手伝いをしていただいている農業ボランティアさんから「とてもきれいなお米ができたね。食べると，とてもおいしいよ。」と言っていただきました。
　１月初めには，そのお米を炊いて５年生みんなで味わいました。「農業ボランティアさんの言ったとおり，本当においしいかったね。」「でも，自分たちが味わっただけではもったいないね。」「みんなに分けてあげたいね。」そんな声もあがってきました。
　１月の終わりに，農業ボランティアさんをお招きして感謝の会を開きました。会の内容から役割分担，当日の係決めなど5年生みんなで相談しました。当日は，おいしいお米ができるように力を尽くしてくださったことへのお礼を述べることはもちろん，これまでの学びを生かしたクイズを楽しみました。そして，２月には，みんなでお米を１合ずつ袋に詰めて，全校の児童にプレゼントをしました。