【蒲郡市立大塚小】インターネットを安全に使うために
- 公開日
- 2016/02/26
- 更新日
- 2016/02/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
保健室を訪れる高学年の多くは、寝る時間が遅く、その原因として、遅くまでゲームをしていたり、親のスマホをいじっていたりすることが増えています。布団の中でやっている子もあり、このことから、健康や安全について、もっと学習させる必要を感じました。また、昨年度の卒業生は中学に入るとすぐに何人もスマホを購入し、使い方に問題がありました。そこで、6年生に、安全に使う方法を伝えてもらいたいと、青少年センターの方を講師にお呼びし、親子で並んでお話を聞く場を設定しました。「それ、犯罪かもよ 自分も他人も傷つけないで」の副題で、2月18日、児童59名に対し、親55名と、本当に大勢の方が参加してくださいました。危機感をもっているのは教師だけでなく、家族の方も悩んでいるのだと実感しました。ネットワークはクモの巣状であることを皮切りに、クイズを柱に、子どもにも分かりやすく説明してくださいました。使い過ぎは体に毒(睡眠不足・体の不調・心の不調)、ゲームのし過ぎで学習能力低下、無料動画でワンクリック詐欺、メッセージアプリで悪口や誤解等、身近な内容が多く、親子で日頃の様子を話しながら聞く姿が見られました。最後に今日のまとめとして、次のことが伝えられました。これを機に、健康や安全について親子で話し合い、生活を見直す機会にしてもらいたいです。
1作文力と想像力を身に付けよう 2発信は他人に見られてもよい内容で
3フィルタリングは「お守り」 4「健康第一」使い過ぎない
5「人の役に立つ」使い方ができる人に
児童の感想…夜遅くまでスマホゲームやLINEをやっていましたが、今日の話で、依存症になってしまうかもしれないから夜遅くまでやらないと決めました。また、送ったメールは消去してもクモの巣で残ることも知りました。悪口や嫌な言葉を絶対に送らないようにします。無料サイトの使い方も気を付けたいと思います。
母親の感想…子どもにとって分かりやすく、知っている内容でも、改めて子どもと見直すことができてよかったです。中学ではスマホをと考えているので、親子で話し合って安全な使い方を教え、責任をもって使わせたいと思いました。