【小牧市立光ヶ丘小】ー道徳で情報モラルの授業ー
- 公開日
- 2016/06/03
- 更新日
- 2016/06/03
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校の道徳年間指導計画では、情報モラル教育を5月に設定しています。「広教」の教材「NETモラル」を活用し、次のように全学年が系統立てて学ぶことができるようにしています。
1年 健全な情報社会の形成
「ルールやマナーを守る みんなのやくそく」
2年 情報安全
「こじんじょうほうをまもる おしえちゃだめなの?」
3年 健全な情報社会の形成
「作った人の気持ち クラスのマーク“ピーチくん”」
4年 情報安全
「安全なネットの使い方 やくそくを守っていれば」
5年 情報安全
「けいたいゲーム機 ネットで知り合ったトモダチ」
6年 責任ある情報発信
「メールで伝えるとき ことわったつもりなのに」
この中から、2年生の児童を対象に行った「個人情報を守る おしえちゃだめなの?」(出典:広教「NETモラル」)の授業を紹介します。
子どもたちは、友達と遊ぶ約束をするために「電話番号」を気軽に交換することがあります。それが大切な「個人情報」であり、取扱いを間違えると悪用される恐れがあることを知らせることが、本授業のねらいです。
本教材の動画資料は、留守番をしていた主人公の女の子が「警察」を名乗る男にだまされて、友達の電話番号を教えてしまうという内容でした。子どもたちからは、「警察と聞くと信用してしまう」「親切で教えてあげたのに、だまされたと思うとショック」「留守番するのがこわい」などの意見が出されました。
授業のまとめとして、電話の相手が信用できるかどうかの判断は、子どもではつきにくいので、必ず大人を頼ることを確認しました。また、本人のみが知る情報を「個人情報」といい、大切に取り扱わなくてはいけないことを知らせました。
振り返りには、「相手がわからないときは、名前を聞いてお母さんにかわる。教えてもらえなかったら、でんわをきればいいことがわかりました」などと書かれており、保護者不在時の電話対応について理解が深まったようです。