【東浦町立西部中学校】福祉を学ぼう
- 公開日
- 2016/06/27
- 更新日
- 2016/06/27
ちょっといい話
本校では、1年生が6月初旬に福祉実践教室を、夏季休業中に福祉体験を行っています。本年度の福祉実践教室では、高齢者疑似体験、車いす体験、サウンドテーブルテニス体験を行いました。障がいに対して理解を深めるだけでなく、障がいがあってもより充実した生活を送るための工夫についても学ぶ機会となりました。生徒は、体験を通して障がいに対する理解を深めることができました。
生徒の感想には次のようなものがありました。
体験をして学んだことの中で、心に残っている言葉があります。それは、「ハンディは何かで補っている。だからみんなと同じ」という言葉です。不自由な部分を何かで補えば、外にだって出かけられるし、同じような楽しみももてるということです。そして、車いす体験から思ったことは、相手を信じることです。信じてもらえるような、手伝いをしていきたいです。
高齢者疑似体験をして、次のようなことを思いました。疑似体験は、動くことがすごく大変だったし、視界も狭まって何も見えなかったので、お年寄りは、普段、どれだけ大変なんだろうと思った。だから、お年寄りが、困っていたら声をかけて荷物を持って助けてあげたり、歩くのが大変なので手を出して助けてあげたりしたいと思いました。
今日の体験をして、目が不自由な方もいろいろなことができるんだと思いました。実際に、ぼくは、アイマスク無しで、サウンドテーブルテニスを目の不自由な方とやってみても全然勝てませんでした。不自由だからできないのではなく、いろいろな手助けをすることで、可能性が広がるんだなと思いました。
生徒たちは、夏季休業中に福祉施設に出かけ障がいをもった方と直接関わることで、福祉に対しての考えをより広げてくれることでしょう。