モラルBOX日記

【一宮市立西成小学校】情報モラルに関する学習をしました

公開日
2016/07/04
更新日
2016/07/04

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 小学校高学年から中学生は、スマホや携帯に強い興味・関心を持ち始める年代です。しかし、知識が不十分なままに使用を始めてしまい、様々なトラブルに巻き込まれてしまう事例が多く発生しています。多くの子どもたちが中学生から高校生にかけて使い始めている現状を踏まえ、正しい知識を持った上で正しくスマホや携帯を使用するために、本校では、6月11日(土)の学校公開日に、5・6年生児童を対象とし、外部講師による「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。

 この日の3時限目、5、6年生児童全員が体育館に集まり、スマホや携帯の正しい使い方や様々なトラブルについて、アニメや再現ドラマなどで分かりやすく説明してもらいました。「SNSやコミュニケーションアプリでの思いもよらないトラブルやいじめなどについて」「発信した情報は瞬く間に世界中に広がってしまうこと」など、インターネット世界の恐ろしさについても分かりやすく話してもらいました。そして、「トラブルに巻き込まれないためにフィルタリングをつけること」「家族とルールを決めて安全に使うこと」の大切さを学びました。

 子どもたちは「すぐにスマホを使いたかったけれど、よく考えてからにしよう」「今日聞いた話をしっかりと頭に入れておいて、マナーを守って安全に使いたい」「自分が発信した情報が自分では消せず、どんどん広がってしまうことが怖かった」「コミュニケーションアプリやメールでいじめなどが起こってしまうことが分かった」「ちょっとした写真で場所や人物が特定されてしまうので、簡単に写真を送らないようにしたい」など、多くの感想が出されました。

 また、参観された保護者の方からは、「ゲーム依存など、スマホ中毒になってしまう恐ろしさが十分に理解できました」といった感想が寄せられました。

 「スマホ・ケータイ安全教室」を行うことによって、子どもたちは情報モラルを守る気持ちを高めることができました。