【豊田市立九久平小学校】梅の実採り
- 公開日
- 2016/07/08
- 更新日
- 2016/07/08
ちょっといい話
本校では、6月8日(水)に梅の実採りを行いました。梅の実採りは、本校の伝統行事です。本校の愛称は、『みどりの学校』です。1年間を通して、樹木に関わる学習や行事を展開しています。学校西側の斜面には、約40年に亘って管理されてきた梅林園があります。梅の実が実る6月初旬、その梅林園で実施されるのが、この梅の実採りです。
6年生が中心となって、企画運営に当たります。全体会では、みどりに関わる行事のときに歌う『みどりの歌』を歌い、「梅の実採り体操」を行いました。諸注意を聞いた後、出発。
5年生は、梅の木に登ったり、長い竹の棒などを使ったりして梅の実を落としました。梅林園は、かなりの急斜面になっています。3・4年生は、斜面の上部の方で、1・2年生は、比較的斜面の緩やかな下部の方で、梅の実を拾います。1年生は初めての体験でしたが、コロコロと勢いよく転がってくる梅の実を、目を丸くしながら、必死に拾っていました。時々、梅の実が頭上を直撃しましたが、そんなことはおかまいなしに、負けじと拾い続けている姿はほほえましい光景でした。拾った梅の実は、6年生に渡しました。梅の実を回収した6年男子が体育館へ運びました。体育館では、6年女子が計量、仕分を行いました。
今年は豊作で、収穫量は、129キログラムでした。収穫された梅の実を使い、各学級で梅ジュースを作りました。このジュースは、秋に実施される、みどりのオリエンテーリング終了後に飲みます。また、300円/キロで、保護者への販売も行いました。
本校ならではの特色あるこの行事を、今後も大切に育んでいきたいと考えています。