モラルBOX日記

【一宮市立浅井南小】今年も菊を咲かせます

公開日
2016/09/05
更新日
2016/09/05

ちょっといい話

 浅井南小学校では、地域の人との交流や自然との関わりを大切にした活動を多く行っています。4年生は、地域にお住まいの菊作りの名人『菊友会』のみなさんから、菊の栽培の仕方を教わっています。

 子どもたちと菊の先生との交流は、8月から始まります。今年も菊の先生方が丹精込めて菊苗を作ってくださいました。1日(月)の全校出校日には、その苗を一人一鉢ずつ、先生方と一緒に定植しました。
 夏の間は、強い日差しを避け、水の管理をしながら日陰で育て、秋になると、植木鉢を日なたに移します。台風が近づくと、菊の植木鉢を屋根のある渡り廊下に避難させます。さらに、花が大きくなるころには、雨が当たらない所に菊を移します。この間、菊の先生方は、毎日のように菊の成長具合を見に来られ、子どもたちに世話の仕方を教えてくださいます。
 毎日の水の管理は大変ですが、秋になって大きな花が咲いたときには、子どもたちも菊の先生方も、笑顔いっぱいになります。育てた菊は、毎年地域の行事や学校の学習発表会で展示し、たくさんの方に見ていただいています。
 今後も、地域の方との交流を通して、『ふるさと浅井』を愛する豊かな心を育んでいきたいと思います。