【東浦町立緒川小】情報モラル教育校内研修を実施しました
- 公開日
- 2016/09/16
- 更新日
- 2016/09/16
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
愛知県総合教育センターにおいて実施された「情報モラル指導者養成講座」を受講した教諭を講師として、「情報モラル教育」についての校内研修を行いました。
まず、愛知県総合教育センターによってまとめられた「平成27年度 児童生徒の情報機器利用の実態調査」を用いて、「小学校高学年の携帯電話・スマートフォンの所有経験者の割合」「フィルタリングの設定状況」「コミュニティサイトに自分や友人などの氏名等の掲載経験」についての最新情報を共有し、情報モラルの指導が喫緊の教育課題であることを確認しました。
次に、全教員で児童に指導すべき情報モラルの内容を確認しました。大きくは「人格形成のための指導」「日常のモラルの指導」「情報技術の特性を踏まえたモラル指導」「法律の理解についての指導」の4点があること、この中でも「情報技術の特性を踏まえたモラル指導」については「ネットに個人情報を記載しないこと」「ネットの書き込み、掲載画像は永久に残るおそれがあること」「現実社会でしてはいけないことは、ネット上でもしてはいけないこと」「ネットで知り合った人とは絶対に会わないこと」「ネット依存に陥らないこと」などを指導しなければならないことを情報共有しました。
これらの活動の後に、4つのグループに分かれて、インターネット等により発生した4つの実例に基づいて問題点や対策を話し合いました。話し合った内容については、グループごとにB紙に付箋紙等を用いて整理し、要点をまとめました。そして、ポスターセッションを行い、更に考えを深め合いました。ポスターセッション後には、講師から指導に役立つ資料と教材を全教員に伝達してもらいました。
今回、研修した内容を踏まえて、2学期以降、各学級・学年においてさ、様々な機会を捉えて情報モラルを指導していきます。
また、今回の研修の様子については、学校ホームページでも紹介しました。ホームページを閲覧した保護者から「家庭で教えるのが難しい情報モラルを学校で教育していただき有り難い」との声が寄せられました。