モラルBOX日記

【豊川市立国府小】田植から学ぶこと

公開日
2016/10/13
更新日
2016/10/13

ちょっといい話

 国府小学校では、5年生の米作りの学習に合わせ、全校で田植を行っています。地域の方々に協力していただき、毎年田んぼを貸していただいて行います。5月に田植を行い、6〜9月に草刈り、10月に稲刈り、11月に収穫を祝う会を行います。米作りの活動体験を通して、生産活動の苦労や収穫の喜びに触れることや、地域の方々との交流を目的としています。活動は1・6年生、2・5年生、3・4年生のペア学年で行います。高学年が苗を分け、低学年が植えるというように、互いに声を掛け合いながら活動をします。活動後のペアで交換した手紙(「こころのかけはしカード」)には、「田植のやり方を優しく教えてくれたから、しっかりできたよ。ありがとう」「4年生になったら3年生の子におしえたいな」などと書かれていました。どの学年も、協力し合って田植や稲刈りをすることができました。

 「田んぼに入ったときはぬるぬるして大変だったけど、だんだん楽しくなってきた」「お米を作るのは大変だということがわかったよ」など、田植を通して、米作りに興味をもつ児童も増えました。給食のときに、食器に御飯つぶがついていると、「一生懸命作ったお米がもったいないよ!」という声が出てきて、クラスみんなが感謝の気持ちをもってお米を頂いています。子どもたちの手でお米を育てているからこそ出てくる姿だと思い、心が温かくなりました。

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