【豊田市立高嶺小】発達段階に応じて情報モラル教育を推進する
- 公開日
- 2016/11/08
- 更新日
- 2016/11/08
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校の道徳教育の目標の一つとして、礼節を重んじ、自分で考え、正しいことを実践する態度を養うことを掲げています。情報教育と関連させ、情報社会を生きる子どもたちが情報モラルを重んじ、自分で考え、正しく情報機器を扱えるよう、発達段階に応じて指導の手立てを考えています。
高学年では、様々な情報に対するモラルについて話し合う機会をもつことを手立ての一つにしています。今年は、携帯電話、メール、SNS(ライン、フェイスブック、ツイッター等)の正しい使い方について親子で話を聞く機会を、PTA教育講演会として設けました。子どもたちにとって、身のまわりにあるのが当たり前になっている情報機器のモラルを重んじた扱い方を学び、友達と話し合う機会となりました。子どもの感想には、「大人になっても学んだことを忘れずに使っていきたい」「これからもきまりを守って使っていきたい」という言葉が見られました。
中学年では、ネットゲームとの向き合い方について道徳の授業で学習しました。文部科学省が提供している学習映像を視聴し、考えを伝え合いました。「ゲームに夢中になりすぎて体をこわさないようにしたい」「ネットゲームのつながりにしばられると、現実の友達とのつながりがこわれてしまうことがわかりました」という感想が聞かれました。
低学年では、日頃から友達への思いやりの行動を認めていくことで、情報モラルの基礎となる心を育んでいます。全学年で、道徳の時間はもちろん、学校の教育活動全体を通じて、家庭や地域と連携しながら子どもたちに情報モラルを育んでいきたいと思います。